引きこもりとそこからの脱出



引きこもりのサポート情報

 

 

 

不登校や引きこもりに関する意識が変わってきていますから、それをサポートする団体もたくさんあります。学校内にもカウンセラーが常駐したり、定期的に相談を受け付けたりしています。その情報は先生も持っていますし、地方自治体の窓口などでも入手できるでしょう。インターネットに掲載されていることも少なくありません。

 

 

お母さんが子どもの引きこもりで相談したいと思ったら、いろいろな窓口があると思ってください。一人で悩む必要はないのです。しかし、現実にはなかなか相談に訪れない親もいます。自覚していないわけではなく、子どもの心配をして母親自身が引きこもり状態となっているためです。もちろん、それは決していいことではなく、そのような時こそ早急な脱出のためのサポートが必要です。当事者の状況を理解してくれる人が近くにいればいいのですが、サポートする側がそこまで目を向けられない現実があります。

 

 

引きこもりからの脱出は容易ではありません。当事者だけではどうにもならないことがたくさんあるのです。サポート体制が整っているとしても引きこもりがなくなるわけではありません。

 

 

しかし、子どもが引きこもりになった時にどこに相談すればいいかを知っておくことは重要です。問題が発生してから考えては遅いのでしょう。自分の子どもが何をきっかけに引きこもりになるかわかりません。ただ、将来が亡くなるわけではありませんから悲観する必要はないのです。そのことをしっかりと意識できるかどうかが分かれ目なのかもしれません。