引きこもりとそこからの脱出



引きこもりと就職

 

 

 

学校時代から引きこもりになると、就職が一番気になるところでしょう。学校は通信制高校などを卒業したとしても、仕事は家を出なければならないからです。そのハードルは引きこもりの当人にとっては、かなり高いのです。

 

 

引きこもりから脱出するためには、何らかのきっかけが必要です。学校になじめなくても仕事はできる場合もあります。もちろん、仕事の内容は慎重に選ばなければなりません。引きこもりであることをわかった上で雇ってくれる社長さんもいます。ただ、そのような経営者はごくわずかです。大半の場合は、頑張って仕事に行こうとしても、逆に断られてしまうのです。

 

 

仕事ができないことは引きこもりを悪化させます。引きこもりが長期化するのは、仕事をしなくなります。脱出するきっかけをなくしてしまうことになるのでしょう。

 

 

ただ、学校でしっかりとサポートしてくれる場合は、就職先も斡旋してくれます。その恵まれた環境を有効に生かすことが大切です。どのような仕事でも構いません。給料が安くてもいではないですか。まずは、家の外に自分で出ることです。いつまでも親に養ってもらう気持ちではいけません。

 

 

長期化する引きこもりでは親が食事の面倒をしています。そのことが引きこもりを助長しています。家にいて生活ができなくなれば、自分で何とかしなければなりません。その状態になれば、のんびりと引きこもりをしているわけにはいかなくなるのです。そのような脱出法をおすすめするわけではありませんが、最後の手段として考えてください。